読書についてのつぶやき  その2

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読書についてのつぶやき  その2

本の紹介についての告白。 職場近くの大型本屋が閉店してから、最近はBOOKOFFで古本を買うか、図書館で本を借りてくることが多いです。 そうなると古本だと安いし、もちろん図書館は無料なのでついつい多くの本を手に取ってしまう。 下調べをしてコレを読もうと決めて本を手に取る時もあれば、気になっていた作品、作家だからと勢いで(挑戦してみようとか、ただ安易に)手に取る時もある。 そんな訳で、実は読んだ本を全て紹介しているわけではありません。 僕自身が良い評価できなかった本は紹介していないのです。 人によって作風が合わないというのがあると思うし、読んだ時の自分の色々な状況もあると思うのですよ。だから良い評価できない時は、紹介はしていません。 だけど、そう思っている僕は、悪い評価している書評は嫌いではないのです。 むしろ参考になるなと。 「そうゆう捉え方があるのか」と思えるわけです。ただし個人的な悪口みたいな書評は論外ですよ。 そうなると、悪い評価をしない僕は良い人ぶっているのかなと考えてしまうことがあります。 あと、自分が間違った評価(感じ方)しているのかと不安にもなります。 最近、芥川賞作家のある人の中篇作品を読んだのですが、さっぱり良い部分が見つけられませんでした。何も感じられませんでした。 作風もあると思うのですが、もしかしたら自分が異常者なのかなと不安になったほどです。笑 普通の若者のあるあるを描いた純文学なのですが、全く何も響かなかった。 それが自分にとってショックだったのです。 少しも感じないのはヤバいなと。 色々、原因を考えたのですが、それについて書くと長くなりすぎたのでカットします。 とにかく、僕は本の紹介では悪い評価はしないことと、僕自身の読書感覚について不安になってきたということです。 それはなんだか、自分以外の周りの人たちが笑っているのに、自分だけが心の中で笑っていないような寂しい気持ちです。 P.S. 読んでくれている皆さんへ。 いつもスター、ページコメントなどを頂き有難うございます。本当は個別に感謝を伝えたいのですが、照れ屋なもので、この場を借りて御礼申し上げます。 毎回、本当に嬉しいです! それでは、また。
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