![6a54df9b-8dec-49dd-95b3-0a015926b4b7](https://img.estar.jp/public/user_upload/6a54df9b-8dec-49dd-95b3-0a015926b4b7.jpg?width=800&format=jpg)
今回も主人公の一人称で書かれていますが、ある仕掛けがあります。
英字表記のような題名にスラッシュが入っているのはわかりますよね?
文章の中にも頻繁にプログラム言語的な表現が出てきます。僕は最初は戸惑ったのですが、慣れてくるとこれがまた作品の雰囲気出しているんですよね。
脳科学、認知理論などなど、様々な専門分野から理詰めされるような内容ですが、そこはミステリー要素と一人称の効果もあり難しく感じることはないと思います。きちんとエモーションが表現されています。(いま風だとエモい?作者はあとがきインタビューで「切実なエモーション」も作品で表現できたと思うと述べています。)
結論言うと、僕はかなり好きな作品ですね。
理詰めミステリーだけどエモいし、超考えさせられる物語。
平和とは?
幸福とは?
人生とは?
人間とは?
自分とは?
おわり
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