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久しぶりの紹介です。
いつのまにか今年も半分が過ぎてしまいました。今回は大好きなケン・リュウさんの最新の日本語翻訳短篇集『宇宙の春』の紹介です。
本書は『紙の動物園』『母の記憶』『生まれ変わり』につづく、日本オリジナル作品集第4弾です。表題以外の9篇は本邦初訳作品です。
ちなみに電子書籍で購入しました。スマホで読んだのですが、まだ馴れませんね。手の血液が。。。(笑)
相変わらず、ハズレなしだと思います。
SF小説を通して、色々なテーマを扱い、考えさせられる作品が多いですね。
少し驚いたのは、冒険小説的な作品が1つあって、これは複数の中国の古典をモデルにしていると思いますが、面白いなと思いました。長編アニメや漫画にするとビジュアル的にも、物語的にもいけそうな話です。
『灰色の兎、真紅の牝馬、漆黒の豹』という題名で、この3キャラクターが協力して敵に挑むわけです。
少年ジャンプ的な王道パターンなのですが、(元々は中国の古典などのパターンといえます)ケン・リュウが書くと、またカッコいいなと感じました。ちなみにケン・リュウは『蒲公英王朝記』という中国古典を元にしま作品もあるので、気になる人は調べてみてください。僕は去年ぐらいから「キングダム」にハマっているので(遅い。。)気になります。
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