6人が本棚に入れています
本棚に追加
優しいけれど、どこか鋭い眼光が光る瞳が私を捉えて離さない。
……厄介なことになった。
こうなると拓海は面倒臭い。
その何故か、を言うまで話から逃れることを許さない。
適当に理由!
なんかこじつけないと。
「紗和」
『(どうしようどうしよう。)、』
「さーわー。」
『………だって、』
「ん?」
『だって、食べ物に夢中だったんだもん。』
「………。」
『………………。』
「………………。」
『………………と、いうことです。』
「……………………はあ?」
意味わかんねー。顔に似合わない素っ頓狂な声を漏らす拓海。
……うん、ですよね。
私も拓海の立場ならそんな反応すると思う。
最初のコメントを投稿しよう!