第1章

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彼は、私とは真逆の人。 異性からも同性からも好かれて。 そんな彼が、この先も私と付き合っていくと思う? うーうん。無い。有り得ない。 多分、きっと。 彼が違う人を愛して、その人も彼を愛して。 必要の無くなった私は、呆気なく捨てられてしまう。 それをただ見守るしかない私。 そんな日が。 彼の優しさが、私に向けられなくなる日が来るかもしれない。 彼から『それ』を告げられる日が来るかも知れない。
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