第1章

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「ねえ、紗和。」 『なに?』 「今から抜け出しちゃおっか。」 『……うん?』 「俺ん家、おいでよ」 ここ、騒がしいから。と、二次会のノリで騒がしい室内をぐるっと見渡す。 『んー、でも。皆久し振りに集まったんだよ?それに、』 「それに?」 『それに拓海が抜けると、女の子達が、』 「あいつらがどーした?」 『……悲しむだろうし。』
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