第1章

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吸い込まれるようにして手を伸ばす。 そして、差し出された手に自分の手を重ねた。 ごつごつと骨張りすらりとしなやかに伸びるそれは、ほんのりと熱を帯びながら、私の手を包み込んだ。 ――――――― ――――――――……
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