第1章
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――――――― ―――――… 「――――どうする?」 『え、なにが』 「だから飲みもの。」 なにボーッとしてんの。と台所で怪訝な顔。 ああ。すっかり。 久し振りに拓海の部屋に来たから。 部屋に漂う拓海の香りに、魂が抜いていかれてた。 いい男は、香りまでいいらしい。
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