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『喉渇いてないから要らない』
「分かった。」
そう言って冷蔵庫を開く。中からお茶らしき液体が入ったペットボトルを取り出して、白いキャップを外した。
その一連の動作の様子を伺ってから、さっき付けたテレビに視線を移す。
深夜のテレビって面白いものないよなあ。
と、重たくなってきた瞼を擦ってチャンネルを変えていく。
うーん。タルイ。
なんて悪態を吐きながらテレビを見ていると、コトン。
とテーブルが音をたてた。
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