第1章

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
僕の家には香織さんという、ものすっごい財閥のお嬢様がよく遊びにくる。 今日は1月2日。どうやら親戚との席がとてもめんど くさかったらしい。 そんな香織さんが何をしているかというと… 『全員、アウト。』 「フッ…最高ね…」 僕の漫画を片手にちょっと遅いあの年越し番組をお 楽しみ中だ。 「香織さん、みかん食べる?」 「勿論、いただくわ。」 キリッとした顔でみかんをご所望の香織さんに僕は少し微笑みながらご希望の品を献上した。 嬉しそうにはむはむとみかんを頬張る香織さんを見て、今年も良い年になりそうだなと僕は心から思った。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!