とりあえず、自分語りから始めてみる

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私は、物心ついたころから妄想大好き人間でした。 自分の世界に浸ることが日常でしたので、人付き合いは苦手です。 当然インドア派な子どもでした。 この点については、成人し、車の運転を覚えてから少し様変わりしましたが。 運動は苦手で空想、妄想が大好き。 当然のごとく物語にのめり込み、自然と本の虫になり、漫画、アニメに出会うとそれに夢中になり、ゲームを知るとその世界で頭の中を満たしていました。 本を読むことが多かったせいなのか、思考が自分の得意分野になっていました。 平均よりわずかに勉強が得意な子どもになっていました。 決して賢い子どもではありませんでしたが。 人付き合いが苦手で、避けていた事もあり、常識のない子どもだったと思います。今でも常識外れな言動を繰り返していたりします。 当然、変人として周りから認知される結果となります。 さらに変わっているのは、周りからそう言われて喜んでいる思考回路です。 多数派、主流といったものからはじかれた結果、自分は特別なのだと思い込む事で自我を保っていたのです。 人の輪に溶け込めない孤独な人間。 それをそのまま認め受け入れる事は、子どもの私には到底できるものではありませんでした。 寂しさをそのままに認める事ができないため、その寂しさを埋めるため、空想の世界と妄想、知識の獲得にのめり込みました。 多くの知識を有し、独特の世界観を持っている。 これが私のアイデンティティでした。 尤も、自己同一性の確立などといったものからは程遠いものでしたが。 将来は学者になりたかったし、宗教の教祖になりたかった。また、小説家になりたかった。 ブッダに憧れ、アインシュタインやニュートンがカッコいいと思い、芥川の世界に魅了されていました。 先述しましたが、私はアニメ、映画、漫画、ゲームが大好きなのですが、 結論から言うと、私はオタクなのです。 最近漫画はほとんど読まない、アニメは観ないしその手の話をされてもちんぷんかんぷん。新しいゲームなんて10年以上買ってません。 でも、性格はオタクそのものです。 オタクの定義はさておき、いわゆる二次元の世界が大好きなのは揺るがない事実です。 …ただ、いわゆる「俺の嫁」という、好きなアニメのキャラクターがいるわけではないのですが。 というか、アニメの女性キャラに夢中になれないのです。
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