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いや、アニメの女性や男性に夢中になることについて卑下しているわけではありません。
むしろうらやましいと思います。
アニメのキャラやアイドルに夢中になり恋い焦がれる方の話を聞くと、幸せそうですから。
皮肉でもなんでもなく、「幸せそうでいいね」って思います。
私の場合は、特定のキャラクターが好きだとかそういう事以上に、ストーリーそのものが面白いかどうかが重要なのです。
魔法とか、超能力とか霊能力が活躍するような、妖精やロボットや怪物が登場するような、
ストーリーは、現実離れしていればしているほど良い。
歳を重ねるにつれて怖い話、スプラッタ、グロ系、サイコ、そのあたりにハマるようになります。
そして、残酷で無慈悲で絶望的な話も好む、いや愛してやまなくなっていきます。
人間の闇、黒い部分を夢中で追いかけていた日々もあります。
一番怖い、恐ろしいものって、月並みですが、人間の心の闇ではないですか?
それは誰しもが自らの心の中に飼っているもの。
飼い慣らせているなら、まあいいでしょう。
それが暴走したら…。
まあ、世の中にはそういう物語というか創作もありまして、私はそういうのが好きなんですよね。
星新一のショートショートに出会ったのはこの人生において大きな衝撃でした。
ちなみに、文章中の人名はあえて敬称略にします。
ここで、作品名を挙げるのは問題があるかもしれないと思い、作品名を書くのは控えますが、初めて出会った作品は「メ○ル星人」が出てくる話です。
読んだのは、小学生の時に国語の教科書で。
あと、ゴミを穴に捨ててゴミ処理したはいいが…。という話。
それから約二十年以上経過し、著書を何冊も買い込み読みふけるようになるとは、当時は想像すらしていませんでした。
妄想が生活の大部分を占めて生きてきた私が圧倒され、魅了されていました。
自分なんかとは次元が全く異なる発想力を目の当たりにしました。
同じ人間とは思えないです。
いや、間違いなく別種の人間に違いありません。
私の妄想が「ゴミ」だと思い知らされました。
そもそも、妄想と文学作品を比較すること自体無謀としか言いようがないのですがね…。
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