第1章

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               * 「はあ、食った、食った。」 と健太 「取り合えず、提案があるのですが。」 と洋介 「アリバイがある人とない人で住む所を分けませんか。」 「どういう事?」 「ペンションが3つある中で1つ目にアリバイがある人、2つ目にアリバイがない人3つ目に我々が住むと言う事にしたら。」 『そうしよう。』 そこに関しては全員一致だった。 そんな訳でその日、警官達は真ん中のペンションに泊まった。 翌朝、 「ふぁ?ぁ?ぁ?おはようってまだ誰もいないか」 光義が起きたときまだ誰も起きていなかった。 「この間にやっちゃうか。」 しばらくして。 「ふぁ?ぁ?ぁ?おはよう。」 二番目に起きて来たのは洋介だ。 「光義さん早いなあ。」 またしばらくして。 「ふぁ?ぁ?ぁ?おはよう」 健太が起きたとき…全員起きていた。 お遅うの間違いではと思う洋介。(同意見の作者。) その時。 「大変です!大変です!!大変です!!!」 「どうした!!!!」 「人が倒れています!!!!!」                * 「被害者は黒太大助さん43歳、死因は首を絞められて窒息死、発見者は竹前義男さん、事件はアリバイ有りのほうで起きました。」 アリバイ有りのほうが怪しいなと洋介は思った。 8時間後にもう一人殺されるまでは。                * 「確か被害者はアリバイ無しの方だったよな。」 と洋介。 「犯人は警官かも。」 「おい!俺…」「でも動機が無いわ。」 健太をさえぎって光義が言った。 「たしかにそうだ、とすると犯人はどうやって移動を?」 このペンションは珍しい構造で、内側からも外側からも鍵が無いと開かない。 「ダクトを使ったとか。」 と光義。 その時 「ご飯の時間です。」 とオーナーの声が聞こえた。 それを聞いた瞬間、洋介は閃いた。
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