第1章

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この中の能力、どれか1つでも持っているだけでも凄いのに全て併せ持つ私はどれだけ凄いのだろう(自画自賛)。 えっと、他のメンバーも紹介しておくと。 秋田薫(30歳) この事務所のリーダー、何かと言えば経営と世間体を気にする小心者。 超能力:何でも(動物以外)修復できる 秋田良子(30歳) リーダーの嫁、何かと言えば経営と世間体を気にする小心者パート2。 超能力無しの役立たず。 安川龍斗(20歳) 掃除と家計簿をつける位しかできない。 超能力:瞬間計算能力 ハンカイエイ(15歳) 生粋の中国人、中華魔術の達人、この事務所で唯一の尊敬すべき人間。 こんな感じです 正直言って私とカイエイ以外誰も使えない。 こんなことでいいのか・・・                * 私が家でテレビを見ていると(浪人生勉強しろ!)カイエイから連絡が来た。 「##町で死者が暴れている!」 「死者?幽霊じゃなくて?」 「判りやすくいうと、ゾンビだ。」 「なるほど、ぶっ倒してくればいい訳ね。」 「ただ気を付けろ、あいつは普通の奴じゃない、炎を操ってる。」 「判った、すぐ行く。」 原付に飛び乗ると、大急ぎで現場に行く。                * 現場は#石油の本社前だった。 しかし、もはやビルは溶けたコンクリートの塊と化していた。 前で、炎に包まれた人間のような物が火を吹きまくっている。 えーと、取りあえず弾でも撃ってみるか。 当たったものの効かない。
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