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えーい仕方ない。
「じゃんけんで決めようじゃない。」
おじいさんはじゃんけんを提案した。
おじいさんがじゃんけんを提案したのは、
おばあさん相手ならじゃんけんは勝てると思ったからだ。
おばあさんはじゃんけんをするときに
必ずといっていいくらい始めにパーを出す。
そして、2回目にグー。3回目にパーを出すのだ。
「望むところよ。」
おばあさんが勝負にのってきた。
(きたーーーーーーーーー)
おじいさんは心の中でも叫んだ。
「よし、じゃんけんに負けた方が洗濯にいく。ルールはこれでいいな。」
「3点だけ、ルールを加えさせてください!」
おばあさんは手を挙げて話した。
「よかろう聞いてあげよう。」
おじいさんは耳に手を当てた。
その顔は完全に相手をバカにしている。
非常に憎たらしい顔をしていた。
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