第一話 (1) 『事実』

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なんで、そんなに、肌も、髪も、何もかもが白いんだい…………おかげで、命を狙われる日々…………芍薬(シャクヤク)など生まれてこなければ良かったのに!!!!!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 『蘇芳師匠!!!(スオウシショウ)本郷城に…反乱軍から…予告が入ったそうです…蘇芳師匠は招集が…入ったのですか…?』 『ああ、わしは行くぞ。』 『……ならば、私…諱も!戦に連れて行ってください!!』 『……駄目だ。』 『何故ですか!!!私は蘇芳師匠に死んでもらいたくはありません!!!』 『わしもお前には死んでもらいたくない…。』 『…………』 『お前は、私の1番の弟子だ。息子のように思っている。まだ、お前には死んでもらっちゃあ困る。』 『それでも、私は、蘇芳師匠について行きます。蘇芳師匠に死んでもらっては、もう、私は、生きてはいけません………。』 『………………‥.本物の殺しがある場だ。死ぬなよ。』 『……はい!』 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 私の名前は、橘 諱(タチバナ イミナ) 本来は正義軍の調査を担当している。 正義軍は、殿様、将軍様、徳の高い僧、侍などの権力のある人物を守る仕事をしている。 最近は、反乱軍から守る事が多い。
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