序
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私は着ていたカクテルドレスを脱ぎ、いつも通りのスウェットに着替えた。 「雅人もいたらもっと良かったんだけどな」 タキシードを着たままの明は、紫煙をくゆらせながらボソッとつぶやいた。 こんな時に、何かの意地悪かな、とも思ったけど……。 「そうだね、生きていたら祝ってくれたかな?」 「どうだろうな。俺らの中じゃそれは、抜け駆けだからな。生きていたら結婚なんてできなかっただろうな」 「そっか。そうだね」
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