みーくんの誕生日ー5 <side 青山>

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今まで関係のあった女性も。黒や赤のほとんど布の面積が無い、刺激的な下着を着けていたりした。 俺も男だから、そこそこ目の保養にはなったりもしたけれど。ここまで破壊力のあるものは初めてだ。 ピンクがここまで劣情を駆り立てるとは、知らなかった。 「湖々海(ココミ)……」 「やっぱり恥ずかしいっ」 耳まで真っ赤になった彼女が、両手で顔を覆ってしゃがんでしまう。これではよく見えないじゃないか。 「もうひとつのプレゼントは、このことか?」 彼女を怖がらせないように、出来るだけ優しい声色になるように注意して肩を撫でる。
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