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薄明かりの中。悩ましげに身体をくねらせ、俺の上で彼女が媚態を魅せる。
前開きのベビードールの肩は肌蹴て、片方の紐を解かれたショーツがくるぶし辺りで留まっているのが、かえって艶めかしい。
俺の動きに合わせて、彼女が身をくねらせる都度ふるふると大きく揺れる様子も。
透けた布越しにでも分かるくらい、桃色に染まった肌も。
「やっ、あっ。も……っ」
部屋に響く歓喜の声も、その全てが俺の劣情を駆り立てる。
愉悦に潤んだ瞳に、上気した頬。
ベビードールは脱いでないし、ガーターとストッキングは穿いたまま。
「いやらしい姿だな」
彼女の弱い部分を狙って擦りあげると、何かを堪えるように眉を絞り。
悲鳴のようにひときわ高い声を発して、合わせた手をきつく握り締め身を震わせた。
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