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「いつも清純な君がこんなに淫らな動きを見せるなんて」
彼女の魅せる媚態を、あますことなく目に焼き付ける。
「ご、ごめんなさ……んぁっ。止まらない。止まらないのぉ」
達したばかりの身体に、更なる刺激を与えてやると。
涙を浮かべながらも愉悦に頬を薔薇色に染め、より快楽を得ようと身体を揺らす。
「随分といやらしい身体になったものだな」
「んぁっ。み、くんの……せいなのっ。はっ、あっ」
普段どこか幼さを残す彼女が、女になる瞬間。
自分の与えた刺激で、身を捩り、悶え、花開く。
何度も高みに登らせるたび、理性が失われ意識が朦朧としてゆく彼女を観るのが何よりも愉(タノ)しい瞬間だった。
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