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とっさに前をみると、ワンピースの布がはち切れそうに伸びている。
パツパツに張り詰めた布は、突いたら弾けそうなほどで。
俺の理性も弾けて飛びそうだ。
「声を出すなよ」
「え、ヤッ。ダメですっ。背中ダメぇ」
開いたワンピースの背後から手を差し込み、うなじに口付けながら背筋を辿る。
「声を出すなと言ったろう。お仕置きだな」
「やぁん。クリクリしないでっ」
すまん。理性が弾けて飛んで行ってしまったようだ。
羞恥でうなじまで真っ赤に染まる彼女を、充分に堪能し。涙目で怒って見上げてくる彼女をなだめて、店を出る。
あんな格好で煽ってくる湖々海(ココミ)が悪いと思うぞ。
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