第1章

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次の日 コンコンとドアをノックする音 ―こんにちは ――ハイハイ、こんにちは ―………キミは、ワタシのこと… ――君のことは分からない。 ――だって姿を見ていないから… ―…そう、そればっかりはできないわ。 ―だってキミと『ヤクソク』したもの ――『ヤクソク』? ―……サヨナラ ――待ってくれ! 扉を開けようとしても開かない
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