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サラ「剥ぎ取り、剥ぎ取り~🎵」
サラは倒したドスギアノスにナイフを差し入れた。
ガッ、ガァァァァオァァァ‼‼‼
サラがドスギアノスにナイフを差し入れた瞬間、上のほうで飛竜が轟く声が聞こえた。
サ「な、何‼?」
ドスンッ‼
?「ぐ、クソッ‼何なんだアイツ‼」
サラの目の前に何物かによってガードした大剣ごと吹き飛ばされた青年が転がってきた。青年は大剣を支えにし体を起こした。
?「クソー‼あの野郎‼」
サ「あのぉ?何してるんですか?」
サラはおずおずと自分と同じ位の歳の青年に言った。
?「何やってんだオマエ‼早く逃げろっ‼アイツが来る‼」
サ「…?アイツ?」
サラがそう言った瞬間上空から巨大な物が降ってきた。
ガァァァァオァァァ‼
黄色い体に虎のような模様、発達した顎、そこにはサラの見たことない飛竜がいた。
サ「な、何あれ…😱」
?「よくは、解らない。解っていることは、ヤツが最近現れたこの雪山のボスってことだ…グッ‼クソッ‼」
サ(この人…足が折れてる…どうにかしてアイツを足止めして逃げないと…。)
サラは気付いた、「支給品閃光玉」が一つ残っていることに…
ガァァァァ‼
飛竜は凶悪に発達した前足を使いサラたちへ突進して来る。サラは咄嗟に閃光玉を掴み飛竜へ投げつけた。
ギャッギャァァオァァァ‼飛竜は視力を失い、ところかまわず攻撃を始めた。そのすきにサラは、青年に肩をかし、雪山の崖を滑り降りた。上では、二人を見失った飛竜が激しく咆哮している。
轟くがごとく………
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