第1章
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「ちょっ、おま」 混乱して上手く言えていない俺を健斗は俺の部屋に連行した。 「あんまり聞かれたくない話だから」 俺は頷いてとにかく奴の言うとおりにした。 部屋で、俺と健斗はこたつを挟んで向かい合って座っていた。 3月とはいえ、まだまだ寒い。 「それで、どういうことなんだよ。 だってさっきのメールで」 「ああ、それは本当。だってもう俺は死んでいるから。 最後に悟に会いたくて来たんだよ」
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