第1章 悪魔通信

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これほどまでの強い信頼関係は、僕の人生において、未だかつてあっただろうか・・・ 僕にとって真由子は、真の、親友であった。 そして、娘の真梨亜はというと、僕によくなつき、いつでも笑顔で迎えてくれたのであった。 ただ一つ、残念なことと言えば・・・・ 真梨亜とは仲の良い友達には成れたが、未だ親子には成りきれていないという事だ。 ある時、真梨亜に言われたことが・・・ 今も、胸を締め付ける。 「あたしはねぇ、ママが大好きなの。 だから・・・ママが大好きな祐太を、あたしも好きになろうと思うの。 友達として・・・でもね、あたしは、生まれてから今まで、パパなしで育ったの。 あたしには、パパはいないの。 あたしには、ママが全てなの。 だから・・・パパなら・・・いらない・・・・」
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