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彼女は、満面の笑みで僕に近づくと、親しみを込めて、こう言った。
「ワタシハ、デザイナーKサン、トッテモ、トッテモ、スキデス。
アナタハ、デザイナーKサンノ、カイシャノヒトデスカ?」
どう見ても西洋人の彼女が、まさか、日本語を話すとは思ってもいなかったので、僕はあっけに取られてしまった。
それと同時に、彼女の美しさに魅せられてしまったのだ。
これまで、一目惚れなど在りえないと思っていた自分が・・・・
見ず知らずの異国の女性を目の当りにして、たった今、恋に落ちてしまったのである。
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