第2章 恋に堕ちて

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「ドウカ、シマシタカ?」 「あっ、ごめんなさい。 あまりにも・・・(美しいと言い掛けて、言い直した)日本語がお上手なので、驚きました」 「ワタシハ、ハハガ、ニホンジン。 ダカラ、ニホンゴ、ワカリマス。 ニホンモ、ダイスキデス」 「そうだったんですか。 お母さんが日本人とはねぇ・・・ 日本語が上手な訳だ・・・ ところで、僕に何か御用ですか?」 「ワタシハ、アナタト、スコシ、オハナシガ、シタイデス」 多分・・・ 彼女は、モデルとして自分自身を売り込みたいのだろうと、僕は即座に察知した。
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