第1章
1/11
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
第1章
「ワタシが動かなくなっても、必ず生き延びて下さいね。約束ですよ」 むかし、大好きだった女性が最後に言った言葉だ。 栗色の優しい瞳が特徴的で、15年以上前といえど、彼女を包むおおらかな雰囲気は鮮明に覚えていた。 あの時感じていた腕の激痛も和らぐ程、突然に交わされたあの約束。 僕は、未だに果たせてはいない。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!