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『剣』の特性
1.
ギルドにいる構成員たちが使う、ノルヴァーク最硬金属『オリエンタイト』で造成された武器。形状の多くが『剣』である事から『剣』と呼ぶ。『剣気』と呼ばれる生命力の波動を身に着けた者だけが使用可能であり、剣気を自在に操る為の手法を『操気術』と呼ぶ(操気術に関しては別項参照)
2.
ナイフや片手剣、大剣などの基本的な形状に加え、銃剣、鎌、槍、銃器、戦槌、斧、多節棍、脚甲、腕甲、楽器、刀、鎧、盾、ペンダント、衣服、ブーメラン、扇子、増幅装置など実に様々な形状の武器がある。
3.
操気術で剣気を『剣』に通す事により切れ味は飛躍的に増し、適応率に応じた身体能力が武器から使用者に還元される。同時に『剣』に宿された能力も使用可能。これは年齢に関係なく付与されるので極端な話『剣』の適応率さえ高ければ子供や老人ですら擬態獣を倒せる。
4.
『剣』には適応率というものがあり、適応率が低いと『剣』の攻撃力や能力の強さ、身体能力向上率が十分に引き出されない。この適応率は個人差があり、それ故に例え同じ『剣』であっても使用者により攻撃能力や防御能力・身体能力向上機能に顕著な差が出る。平均で50%ほどであり、中には30%を下回る者や90%以上の適応率を持つ者も存在する。
5.
『剣』の能力とは別に個人の戦闘センスで能力を応用した必殺技を生み出したり、使い手の剣気の質により全く別の能力が発現する事がある。これらを総称して後期発現能力…『後現力』と呼ぶ。後現力はあくまで技師たちがそう名付けただけであり、多くは解明されていない。
6.
ギルドには6人の技師と技師総括がおり、彼らが各々の特性に合わせた武器を作製している。『その剣は誰が為に【想】』の時点で54本。本編の時点で計201本の『剣』がギルドには存在。作製者については別項参照。
次頁より『剣』のデータを記載する。
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