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カランカラーン
『いらっしゃ…んだよ琴美かよ』
「隆也うざい。はやく席案内してー。2人」
『はいはい』
このカフェは私と態度の悪い店員もとい
オーナー葉山隆也の2人でやっている店だ。
他の所でもよかったが久しぶりに
優希にも隆也に会ってほしかった。
『たかやん久しぶりじゃん。』
『お前その呼び方まじやめて(笑)』
『お店どーよー?てかいつぶりだっけ? 』
「隆也と優希は1年半とかぶりじゃん?あたしと優希が1年ぶりくらいだし。てかお腹すきましたよオーナーさん」
『はいはい、琴美はカフェオレとオムライス?優希はどーすんの?』
『あー、私はカフェオレとパンケーキ!』
『はい、しばらくお待ちください』
隆也が席を離れると
優希はタバコに火をつけた。
それにならいあたしもタバコを咥える。
『琴美久しぶりだーね、最近どーよー、』
「んー、普通よね(笑)。毎日仕事仕事。案外お客様来てくれてさ。常連さんも出来てきたの!優希はどー?」
『ちょっ、聞いて!』
「聞く聞く(笑)その前にゆっくり一服してからにしてくれ(笑)」
『おっけー(笑)たかやーんカフェオレー』
隆也に催促をしつつ
優希は店内を見回す。
このカフェは隆也と2人で
協力してオープンした。
高校の時からバイトでお金を貯め
ひっしに資格をとったりなんだりで
オープンしたのは2年前の22の時。
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