プロローグ

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波留はまだ耳の愛撫を続けている。 舌先が耳の奥へと差し込まれ、ゾワゾワしていると、 ピチャピチャと音をたてて舐められる。 「やっ!!……それ、やぁっっ……」 身体を捩らせる私を見つめる波留、いやハルの瞳に欲情が映し出されて その妖艶さにゾクリとした。 「ねぇ、それ…… 煽ってるんでしょ?」 「ち、違っっ!!」 ハルが耳朶を甘噛みする。 「ン……」 ハア……だ、め…… アソコがジュンジュンしてる…… 「ハアッ……美緒、綺麗…… もっと、俺に縛られて……?」
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