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コイツどうして俺の名を!?
俺の疑問に答えるように、不気味な男は少し怒ったように話始めた。
「まさか、忘れちゃったの?僕のこと。
鳴海小学校の給食の時間。
君は僕のヒーローだったのに。」
鳴海小学校。
そこは確かに俺が一時期通っていた小学校の名前だ。
転勤族の父に着いて転校を繰り返していた俺は、その学校にも1年も通えていなかったはず。
鳴海小学校の給食と言えば…。
『お残し禁止令』だ!!
その時ふと、脳裏にあるクラスメイトの名前が浮かんだ。
「お前…。
宮本良雄か!?」
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