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俺は確かに、眠りに着いた。でも、今目の前にはさっきと同じ公園が広がっている。
あー、これは夢だ。明晰無、だっけか?
自分でこれは夢だと認識していて、自由に動けるとかいう。
俺はなんとなく、この公園を散歩することにしてみた。
あたりはまだ暗いが、街灯の光があるおかげで何も見えなくなることはなかった。
しばらく歩いていると、1つの街灯に照らされている小さな広場に繋がる細い通り道を見つけた。
その道を通り、広場に出るとそこには何もなかった。
たった1つの街灯で広場全体に灯りが広がっている。
しばらくそこで立っていると、どこからか声が聞こえた。
「「紅茶はいかが?」」
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