序:霧雨降る春の夜、ナオキ音楽室にて妖しき美少女とたわむれる

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「ナオキ、ちょっと目を瞑って麻生の裸想像してみろよ」  ヒデに言われた通り目を瞑って見る。  美由紀が服を脱いでいくところを想像する。  すると、不思議なことに、一度も見たことが無いはずの美由紀の乳房が鮮明に脳裏に浮かぶ。  自分の空想をこんなにハッキリ映像として見れるものなのか!?  凄い。やっぱり”キノコ”の力は偉大だ。   いつの間にかナオキの頭の中で麻生美由紀は全裸になり、その時にはもうナオキの股間は痛いほど膨れ上がっていた。 「よし、やろう」  3人は息を殺しながらゆっりピアノを弾いているセーラー服に忍び寄った。  3人が真後ろに立ってもまだ美由紀は気が付かない。  コウジが美由紀の後ろから手をまわし、口を抑えた。 「う、ぐっ」  ピアノの音がやみ、美由紀の口からくぐもった声が出る。  ヒデが美由紀を椅子から引きずり下ろし押さえつけた。  ナオキはもうズボンを脱いでいる。  これでもかと言うくらい、トランクスが高々と”テント”を張っていた。  美由紀の可愛い顔が恐怖と驚きに歪む。  ヒデが美由紀の手を抑えるために口から手を離した。   「嫌、やめて!」  美由紀が叫ぶが、コウジは問答無用でスカートを脱がす。  美由紀のスラリとした美脚と純白の下着が闇の中で妖しく光っている。  が、奇妙なことに膝から下だけが見えない。  恐らく”キノコ”のせいだろう。 「え? ナオキ君!?」  美由紀がビックリしたように下半身剥き出しのナオキを見た。      ナオキはほとんど獣のように美由紀の蒼白い下半身に襲い掛かった。  下着を一気に膝までズリ下ろす。  あとはもう一直線である。
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