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そうしていると、外にいるノエルがなかなか戻ってこないことを心配してかエルがノエルに声をかけた。
エル「おーい、何ボーっと突っ立ってんだ?早く中に入ろうぜ。」
ノエル「あ、エル。......そうだな。ありがとう、呼びに来てくれて。」
エル「フッ、どういたしまして。」
そんな会話をしながら、さっきまでのどんちゃん騒ぎが嘘だったかのようにシンとした酒屋の中に入っていった。中には、数人の客以外にリビアンとアッシュがいた。2人はノエルたちに気づくと近くへ寄ってきて、少しの間4人で他愛のない話をした。そして、灯りがついていた家が殆んどなくなったころ、リビアンとアッシュは帰っていきノエルたちも帰ることとなった。
エル「さて、俺たちも帰るか。」
ノエル「そうだな。エル、今日は手伝ってくれてありがとうな。」
エル「ははっ、いいってことよ。それに俺たちもうダチじゃねーか。気にすんな。」
ノエル「ふふっ。そうだな。」
エル「おう!....っていうことで、俺ん家に行くぞー。」
ノエル「へ?(グイッ)ぅわあ!?ちょっ、まっ。」
エル「俺んとこ弟いんだけどさぁ、もう寝てっかな~。なあ、どう思う?」
ノエル「知るかっ!つか、離せ!」
エル「う~ん、まあ寝ててもいいか。明日の朝に紹介したらいいだけだしな、うん。」
ノエル「俺の話を聞けえええええ!!!」
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