旅の再開

7/32
前へ
/130ページ
次へ
ノエル「あ~、ごめん!驚かせちゃって。みんな寝てると思ってたから、突然声が聞こえてびっくりしたんだ。」 カミュ「...大丈夫。僕もびっくりしただけだから。僕も、えと、ごめんなさい。」 ノエル「うん?ははっ、カミュ君が謝る必要はないよ。」 カミュ「.....でも。」 ノエル「じゃあ、謝る代わりに俺と仲良くしてくれたら嬉しいな~?ダメ、かな?」 カミュ「!!僕も、仲良くなりたい!」 ノエル「ふふっ、やったね!これからは友達だ、カミュくん。」 カミュ「うん!!よろしくっ、えっと、ノエル、さん?」 ノエル「ふふっ、ノエルでいいよ。」 カミュ「へへっ。僕も、カムゥでいいよ、ノエル!」 ノエル「わかった、カミュ。」 ノエルは、満面の笑みのカミュを見て同じように笑顔で返した。そして、ノエルはカミュに問いかけた。 ノエル「カミュは、俺を起こしに来たのかい?」 カミュ「うん。そうだよ。服を引っ張ってたら目が開いたからびっくりしちゃった。」 ノエル「(あれ、カミュがしていたのか。)そっか。わざわざ起こしに来てくれてありがとう。」 カミュ「あっ、そろそろ行かないとママに怒られちゃう!」 ノエル「そうだね。行こうか。」 カミュ「うん!」 2人は手を繋いでその場所へと向かったのだった。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加