ノエルの強さ

11/21
前へ
/130ページ
次へ
~昼の集合場所~ ノエルたちがそこに到着すると、ちらほらと元海賊たちがいるのがわかった。 ノエル「エル、俺がいなかった時何人雇用されたんだ?」 エル「あーっと、4人だな。」 ノエル(俺が来る前に4人、ギルドの紙で5人、さっきの3人を合わせたら.....。) ノエル「ふむ。なら、商業が残り7人か。じゃ、残りはエルに任せるな!」 エル「ちょっと待て。色々突っ込むところがある。」 ノエル「?」 エル「まず、商業は14人希望じゃなかったか?なぜ、そんなに残るんだ。次に、後は俺に任せるだと?無茶言うんじゃねー、フ・ザ・ケ・ン・ナ!!」 ノエル「フフッ、ふざけてないって!えと、1つ目はなんで残りが7人かだったっけ?何でもいいっていう人が6人いただろ?比較的安定した給料ですぐ雇ってもらえるの何て商業と漁業くらいしかない。でも、漁業の方は雇われる可能性が低い。」 エル「だから、商業に流れて希望人数が増え、こんなに残りが多いのか。」 ノエル「そゆこと。あ、ちゃんと6人の意思も確認して反映してるからな!」 エル「そうか。」 ノエル「2つ目は、....エルに任せるって言ったことか。役割分担しなきゃ今日中に職探しが終わんないだろ?てか、無茶?大体、何のためにさっき、エルにやり取り見て貰ったと思ってんの?それにさ、まだ職が決まってないけど皆の事一番よく知ってるリビアンもいるから大丈夫だって。」 エル「役割分担つってもよぉ、7人はキツイぞ?加えて、前にも思ったがお前のその”大丈夫”と言える自信は何処から来んだよ.....。」 ノエル「さあ?強いて言えば堪?んじゃ、エル頼むな!職探し終わったら皆に後で何らかの方法で集まるよう言うって伝えといて!!」 ノエルは、上半身を半分エルの方を向けながらそう言い、ある集団へと駆けて行った。 それを見たエルは、ため息を吐くとノエルの伝言を職が決まっている数人に言い、商業希望の人たちを集め再び店へと向かったのだった。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加