17人が本棚に入れています
本棚に追加
その頃、エルと別れたノエルは漁業希望の人たちと港にいた。
港には大小様々な船がつけられ、大勢の人が忙しそうに働ていた。ノエルは、キョロキョロと辺りを見渡し元海賊たちに一言断りを入れると歩き出した。
ガヤガヤ ガヤガヤ
40代男「おーい!もう全部積み荷は降ろしたのか~!」
30代男「いーや、後少し船に残ってるはずだ。」
40代男「了~解っと。」
そう言いながらノエルの前を通り船の方へ行く40代くらいの男にノエルは声をかけた。
ノエル「あの、すいません!少しお時間いいですか?」
40代男「は?....まあ、少しならいいが。俺に何か用か?」
ノエル「ありがとうございます!えと、港(ここ)で働きたいんですけど、港長のスオン・ユーリアさんって何処にいらっしゃいますか?」
40代男「おーおー、お前さん働きにきたのか!!」
ノエル「え、まあ、....はい。(働きたいのは俺じゃないんだけど....。)」
最初のコメントを投稿しよう!