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ノエルは必死に3人のことを話した。それは、いい所だけでなく悪い所も全てだ。
回想 終
ノエル「そしたらさ、ユーリアさん、少ししてから言ったんだ。『ここにいる全員明日ここに来るように。仕事内容はその時に言う。』って。ま、そう言ってすぐに出て行ったから、その3人をなんで雇う気になったのかはわからないんだけれど。」
そう言いながら笑うノエルを見て、エルは何となくだがスオンの気持ちがわかるような気がした。
エル「そうか、大変だったんだな。こっちは、早めに決まったからなあ~。お疲れさん!」
ノエル「ははっ、そっちこそ。」
2人の足が止まる。
広場にある時計の短針と長針が同時に動き18時を指す。
真っ暗な中点々と光る星の下。
2人の瞳には、31個の笑顔が写されていた。
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