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「いつも通り、無事に調査は終わりそうですね」
「…………」
「どうしたんですか? 険しい顔をして……まぁ。新生物なんて、そんなに簡単に見つかりませんよ」
難しい顔をして画面を凝視しているチーム長に話しかけた瞬間、異変が起きた。
『ガガガガガガ……ガガ……』
いきなり、探査艇から不快な通信音が聞こえてきた。
「え?」
思わずモニターを振り返ると、画面は真っ黒。
『うわぁぁぁ!』
『たっ……ガ……ガガ……ガガガガッ!』
しかし、調査艇の中からは悲鳴が……。
「どうした! 副チーム長! や、安田! おい! おい!」
『ガガガガ……ガガ……』
急いで呼びかけるが、耳触りな機械音しか聞こえない。
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