第16回作品

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最悪だ、この世の終わりだ、、、。 その日は雨が激しく降っていた。男は去っていく女を見ながら号泣していた。 何故だろう?あんな別れ方をしたからあの言葉が頭に浮かんできたのは。 夏休み。二人は雑誌で紹介されている隠れスポットに行った。 川の水がとても綺麗で飲んでも大丈夫、街中の川では見る事の出来ないであろう珍しい魚がますます魅力的だった。 男は女とイチャイチャしながら川に入った。川の中心部に来たところで、男は女にこう囁いた。 「ここで…しない?」 女はにやつきながら恥ずかしそうに男とキスしだした。 俺から離れられなくなる…。 そう強く願いながら、男は耳元から胸元、そしてヴァギナを流れるように舐めていった。 そして今度は女が耳元から胸元を舐めてゆき、ぺニスをしごきこういった。 「ここでするの?!頭おかしいんじゃない?上がろうよ。」 「いいだろ?さあ!!」 ところが女は陸に上がってからがいいらしく、しごいた手を離し、すぐそこの丘へ上がっていこうとした。 だが男は今の雰囲気に壊したくないらしく、強引に女のヴァギナへぺニスを挿入しようとする。 女は男にビンタを放ち、こう言った。 「冗談じゃない!帰る!」 すると男は、女の態度にビビったのかこう言った。 「おいおい、せっかくここに来たんだからもっと楽しもうぜ。」 雨が降ってきた。このままだとどしゃ降りになるかもしれない。 女は髪を拭き、帰ろうと身支度していた。 多分男は一時的な癇癪を起こしたに違いない。いつもの事だ。そう言い聞かせながら陸に上がっていく。 男が女の手を掴みかかったその時…。草木から人影が…。 「おいおい、ケンカしてるぞ。」 「あーいいとこだったのにー!」 どうやら野次馬が一部始終を見ていたようだ。 野次馬はニヤニヤと笑いながら、オナニーをしていた。 男は思った。恥ずかしくないのか?ていうかおかずにされていた…。最悪だ…。 「最悪!別れましょ!」 「そ、そんなー!」 もう戻れない、振り返りたくないあの出来事。
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