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簡潔に説明しよう。 ラージには六人が所属している。 監察官と呼ばれるセロン。 彼はデーン王国の人間であり多忙で中々現れることがない。 実動部隊班長 ヒスイ ロッカ タナカ クサキ バジョウ バジョウは数日前に配属になった研修期間が終わったばかりの新人である。 タナカ曰く「男ばかりだったのに女がっ!」と、泣くほど喜んでいた。 クサキに、「こんなところに来る女なんてゴリラみたいな奴だろ」と、言われていたが…。 この言葉でわかるように男五人に女一人、割りとハードな職場なのだ。 ラージはエリートであり適正を出すには様々なチェック(訓練)をクリアする必要がある。都市伝説化されているくせにで人気な部署だ。 そんな俺らの仕事はデーン王国にある組織の中でもエリートが揃う0を狙うモノタチを片っ端から片付けることだ。兎に角俺らは特権階級と言う名の下、警察や公安よりも際どい仕事をするのさ。その為か残念ながら俺らにも裏社会では多額の懸賞金が掛かっているらしい。 ハハハ…笑えねーな。 それはそうと、この組織を作ったのは現役の0に所属するお偉いさん、Mと呼ばれる女だ。妙に色っぽくて美人な奴は滅多なことが無い限り大きめのサングラスを外さない。つまり美人な顔を拝めない。もう少しその顔を見せてくれれば俺ら男は頑張るのになー。 で、そのMには俺らの上司、腹黒セロン様も骨抜きにされている。 その話も追々していくことにしよう。 簡単な説明は一度切ることにする。 それはそーと俺の名前はロッカ。ロッカーじゃないぞ? 覚えておけ。
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