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身体中に与えられる刺激に、何度もヘンな声が出そうになる。自分が自分じゃないみたいで、恥ずかしい。
なので出さないように必死で抑えこむ。
「我慢しなくていーよ? 俺しか聞いてないから」
「嫌です……恥ずかしい……」
「恥ずかしいって……ま、いっか。表情だけでも充分そそるし」
何だか楽しそうにニッと笑う。
時折こうして言葉を交わしながら事は進んでいく。
久しぶりと言うだけあって、行為自体に欲は確かに出ている。
でも、凄く丁寧。壊れ物を扱うように、大事に大事に触れてくる。
痛みの有無や触られたい場所など都度聞いてきて。ここでも常に私を優先。
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