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 交際をスタートさせた直後、本日の大仕事。  N社の社長、副社長と健康管理指導について今後の計画を話し合った。  事の発端は社長の身内が癌などで次々亡くなったから……という訳だが。  会社の戦力である社員を失いたくないのはわかる。でもちょっと神経質じゃないかな。  そう思いながら話を進める。  努力で得た知識を上手く利用しながら普段通りに話す。  自分ではそうしてるつもりだったのに、相手……特に社長の反応が凄いというか。  手応えが、いつも以上なのだ。  何で、と思ったけどその理由は話しているうちにわかってきた。  それは至って単純。『彼女』の存在。
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