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 無事許可を取れたので、俺の自宅へ。でもその前に、 「んじゃ行こっか。あ、そうだ」  あることを思いついたので、マコちゃんの方へ左手を差し出す。 「良ければ手……繋いでみる?」    これもある意味体験の1つ。  恋人らしいムードを作る為に。先にキスをしてしまったので順序が逆な気もするが。  果たしてこれは受け入れてもらえるか。するとすぐ、 「……はい、お願いします」  自らの手を差し出してきた。ならばこうしなきゃ、と手を合わせ、指を絡める。 「"恋人繋ぎ"っていうの。知ってる?」 「……これくらい知ってますよ。馬鹿にしないでください」
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