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なんだ、和波のやつ。
拗ねてる顔結構可愛いやん、って俺何考えてんねん!あほか!あいつは天敵やぞ!
そんなことを頭の中で考えていると優希が俺の方を向いて
「よかったな、和波さんと同じ班で笑」
こいつ笑いながら何言うとんねん。
ほんまにいらんことしか言わんやつやな。
「まぁこれで班も決まったことやし他の班も決まってるみたいやから班決めはこれで終わりやな」
決まったので先生に報告しに行く俺。
「もう決まったのか?わかった、これで提出しておく。」
班決めも無事?終わり普通の授業へと戻った。
そして、放課後。
「なぁ利昂。
もしかして和波さんのこと可愛いとか思った?
もしそうだったらお前相当にわかりやすいぞ?」
「え!?なに!?俺そんなにわかりやすい?」
あかん、墓穴掘ってもーたやん!
「へぇー、カマかけたのに本当に思ってたんだ。
もしかして惚れた?」
は!?んなわけないやろ!
「ありえへんこと口走んな!なんで俺があんなやつのこと好きにならなあかんねん!確かに顔を可愛いと思うけどよく知りもせん俺のこと変態とかいうやつ好きになるわけないやろ!」
俺が言うと優希はにやにやしながら、ふーんって言いよった。
こいつほんまになに考えとんねん…。
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