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20分後
「はぁ、はぁ、な、なんとか間に合った...」
前日に準備しててよかった、それなかったら完璧遅れてたわ。
ホッと一息付いてたら鬼の形相で和波が近づいて来た。
「お、おはよーs...」
「あんたねー!!おはようじゃないでしょ!まず謝るとかできないわけ!?ほんっと、これだから嫌なのよ!」
「遅れたんはほんまごめん、でもそこまでいわんでもえぇんちゃう?」
「はぁ!?ふざけんじゃないわよ!あんたが遅刻したら私たちまで迷惑かかるじゃない!バカじゃないの!?」
は?確かに遅刻しかけた俺が悪いけどそこまで言われなあかんことなん?
「ちょ、待てや!確かに遅れた俺が悪いけどそこまで言わんでもえぇやんけ!お前ほんま口悪いな!」
「遅刻しといて、その言い草はなによ!もうあんたなんか知らない!!!!!」
そう言うと、和波は青葉の元に戻っていった。
その入れ替わりでゆうきが俺のところに来た。
「よ!おはよう!なんとか間に合ってよかったな。でも、実際遅れかけたんだからあの言い方はないじゃねーの?和波のやつあんなこと言ってるけど事故とかしてないかなって1番心配してたんだぞ?」
え?あいつがそんなこと言うてたんや。
「で、でも俺かってあそこまで言われたらさすがにむかつくやん。」
「でも今日悪いのは利昂なんだから後でちゃんと謝っとけよ?」
「う、、わかった、あとでちゃんと謝っとく。」
こうして全員揃ったからレクリエーションの施設に向かった。
バスの中は班ごとに別れるんやけど、男と女で見事に会話バラバラになってしまった。
ゆうきと青葉にもあとで謝っとかなあかんな。
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