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レクリエーションの施設に到着。
まぁレクリエーション言うても親睦深めるとか、んな大したことしてへんし説明は省かせてもらう。
レクリエーションの行事が終わり宿泊するホテルに戻ってご飯食べて、風呂入って外で涼んでたら、少し離れたところに女の子がいるのが見えた。
「ん?誰やろ?多分うちの学校の女の子やんな?」
そう思った俺は近づいて声をかけようとした。
ん?なんか様子おかしいな?って、泣いてるやん!てか、和波やんけ!
「お、おい、和波、なに泣いてんねん。どっか痛いんか?」
「え!?なんであんたがこんなところにいるのよ!べ、別に泣いてなんかないわよ!」
おぅふ、いきなりそこまで言うか?
まぁ大丈夫なんやったら朝のことでも謝ろかな。
「ちょっと話あんねんけどいい?ちょ、そんな嫌そうな顔せんでもえぇやんけ!いや、な?朝のことほんまにごめんな?俺が悪いのにあんな言い方してしもて。」
「なに?そんなこと?いいわよ、別に。あんたのことなんてどうでもいいんだから。話終わったんならさっさとどっか行ってよね!べーだ!」
うぉ!?こいつこんな顔もできるんかいな!
あかん、直視できひん、可愛いやんけぼけ。
でも、ここは勘付かれへんように冷静に返答しよ。
「お、おぅ、そ、それだけやし俺戻るわ。わ、和波も体冷える前に部屋戻れよ!おやすみ!」
そう言うと俺は和波の元から離れて、火照った顔を冷やすべくさっき座ってたベンチに戻って来た。
するとまた新たな人影が近づいて来て、よく見ると青葉やった。
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