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口論が始まりそうになった時、朝倉が
「ほかにいないみたいですし大林くんと和葉ちゃんで決定でいいんじゃないかしら?
もう話し合うのも時間がかかりそうだから決定ね。」
「「なっ!?」
まさかの朝倉がそんな締め方で決定してしまった。
はぁーー、ありえへん、後で優希に文句言うたんねん。
それから着々とほかの委員もきまり、時間は流れて休み時間になった。
「おいこら、優希!お前なに考えとんねん!」
そういう俺に対して優希は
「まぁまぁ、喧嘩するほど仲がいいって言うだろ?
だから利昂と和波さん選んだんだぞ?
それに二人ともクラスの顔としては十分すぎるほどの見た目だしそれでいいんじゃないか?」
うっ、確かに和波は可愛い顔しとるけどそのりゆうやったら俺あてはまらへんやろ!
「いや、待てや!俺そんな目立つ見た目ちゃうやろ!?」
そう発言すると優希は呆れ顔でため息をつきながら俺をかわいそうな目で見てきた。
「なにを言ってるんだ?お前鏡見たことある?
利昂、お前本当にかっこいいぞ?」
などと気持ち悪いことを言うてくる優希にうんざりしながら俺は現実を受け止めた。
とまぁ、優希と色々喋っているとズンズンと効果音が聞こえてきそうな歩き方で和波が歩いてきた。
「ちょっと、有田くん!なんで私を推薦したの!?
しかもこんな奴と!」
こ、こんなやつやと!?
「おいクソ女!お前何様のつもりやねん!」
「あんたは黙ってなさいよ!変態関西人!」
くそー、しゃーないしここは黙っとくか、負け惜しみとかちゃうからな!
「で?俺が利昂と和波を推薦したわけだっけ?そんなもの面白そうだからに決まってんじゃんww」
優希のアホ!
んなもん正直に言うなや!
「お、面白そうだからって、あんたねぇ~...。
はぁ、もういいわ。
仕方ないからやってあげる、ただし委員関係以外で喋り掛けないでよね、変態関西人!」
なんであんなに言われなあかんねん。
ほんまに腹立つ女やな!
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