友情の崩壊

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俺は、ユウに話しかけた 「どうしたんだ?」 俺の存在に気が付き振り向く 「あっ!正人さん、おつかれさまです」 軽く頭をさげたユウは、礼儀もちゃんとしていて、好青年だ 「克哉が、歌…辞めるっていいだして…」 克哉の方へ目を向けた 机の上に足を投げ出し顔にタオルをのせ上を向いて座っている そのまま克哉は口を開いた 「オッサン、あんたには関係ないよ」 機嫌が悪いのか ぶっきらぼうに言ってくる こいつは、ユウとは反対ですぐに感情を表にだす この感情豊かなところを生かし いつも面白い話しをしてお客さんをわかせていた 2人はいいコンビだ
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